『ESPN』は「メキシコ・リーガMXは、各クラブの外国人+帰化人の数を制限する案を決議する」と報じた。
新しい案では、各クラブが保有できるのは外国人と国外で産まれた選手を合わせて10名となるとのこと。
現在メキシコでは外国人5名の制限がかかっているものの、帰化した選手、あるいは2重国籍の選手については無制限で登録することが出来る。
2015年のリーグにおける調査では、大会に登録された475選手のうち154名がメキシコ生まれではない者だった。
81名の外国人、55名の帰化人、18名の2重国籍選手が含まれていた。
また、ティフアナ、ケレタロ、クルス・アスル、アトラス、クラブ・アメリカ、ティグレスの6チームについては、メキシコで生まれていない選手を10名以上登録していた。
その中でもティフアナは最も多く、クラブの方針としてメキシコ外の選手を受け入れていたことから5名の外国人、4名の帰化選手、アメリカ生まれの4名を登録している。
以前メキシコで帰化選手として扱われるまでには五年間の居住が必要だったが、2014年のリーグを前にルールを変更し、2年間の居住と市民権の獲得という条件に改められていた。
しかし、これはメキシコ生まれの純粋な自国人選手のチャンスを奪うという影響も与えているため、今回オーナーグループが規制に動いたとのことだ。
この規制については今月25~26日に行われるオーナー会議で決議される予定だ。
なお、アメリカ生まれのメキシコ人選手についてはどのような扱いになるのか不明である。