MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスは、11日の試合で負傷した工藤壮人の怪我の状態について発表した。

工藤は11日に行われたシカゴ・ファイアー戦の前半11分、相手GKマット・ランプソンと真正面から激突し、同19分に途中交代。検査を受けるためにバンクーバーの病院に搬送された。

そして12日、ホワイトキャップスは工藤の怪我の状態について発表し、顎を骨折していること、手術を受ける予定であることを明らかにした。離脱の期間は不明だが現地では復帰まで3~4か月かかるのではないかと報道されている。

舌と唇を噛んで出血し、一時は意識を失うほどの強い接触であったが、脳震盪の影響は重大なものではなかったようだ。クラブは両チームの選手、トレーナーの迅速な対応が幸いしたと記している。

また、工藤を負傷させる結果となったファイアーのGKマット・ランプソンは自身のTwitterで、

「謝罪

私は工藤がスピーディに復帰してくれることを願う。こんな怪我が起こってしまうところを見たくないよ」

と、謝罪を表明した。

クラブは、工藤が心配してくれている全てのサポーター、ファン、家族・友人、サッカー関係者へ感謝の意を示していることを伝えている。

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