『Daily Star』は「マンチェスター・ユナイテッド対ボーンマスは、警察の要請によって開催が延期となった」と報じた。

先週末に行われたウェストハム戦ではバスが襲撃されるという事件に直面したマンチェスター・ユナイテッド。それに続いて、最終節のボーンマス戦でも大きなトラブルに見舞われてしまった。

試合前にオールド・トラッフォードの北西スタンドにおいて不審な物体が発見されたことから、開始が45分延期になることが発表されたのだ。

そして元々のキックオフ予定時間を10分過ぎた15時10分、試合は最終的に延期になることが決定された。

その不審物は、当初爆発物ではないかと見られていた。

ところが、検査の結果パイプやワイヤーが付けられた携帯電話であり、爆発物に似せたイタズラだったことが明らかになったのである。

スタンドのファンを全て避難させた上で、警察はオールド・トラッフォード内でこれを爆破処理し、その後スタジアム内の更なる検査を行っているという。

ただ、問題はこれだけでは済まない。スケジュールが難しくなっているのだ。

ヨーロッパリーグ決勝が行われる18日の水曜日にはセッティングできない。そしてマンチェスター・ユナイテッドは21日にクリスタル・パレスとのFAカップを控えており、あまり遅らせるわけにも行かない。

しかもその後は代表のスケジュールが入っており、22日にはトルコ代表との親善試合がオールド・トラッフォードに近いエティハド・スタジアムで行われる。

そのため通常の試合を行えるようなタイミングがないため、月曜日の夜に無観客で行われるという可能性も示唆されている。

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