『Gazzetta dello Sport』は「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンが、インテルのスロバキア代表GKサミール・ハンダノヴィッチに関心を寄せている」と報じた。
前半戦でセリエA首位争いに絡んだものの、中盤戦から失速してしまったインテル。現在は4位となっており、チャンピオンズリーグへの出場権を逃してしまった。
守護神を務めているサミール・ハンダノヴィッチは以前からチャンピオンズリーグでプレーしたいという意向があると伝えられており、昨年から退団の噂が流れている。
そして、今回彼の獲得に動く可能性があるのはフランスの王者パリ・サンジェルマンだという。
ドイツ代表GKケヴィン・トラップがレギュラーを務め、そのバックアップをサルヴァトーレ・シリグとニコラ・デュシェズが務めるパリ・サンジェルマン。
しかし、前半戦でのミスが記憶にあることからクラブはトラップに絶対的な信頼を与えておらず、サルヴァトーレ・シリグに関しては放出の候補になっているとも。
インテルはハンダノヴィッチの価格を1500万ユーロ(およそ18.5億円)に設定していると伝えられており、その程度であればパリ・サンジェルマンは支払える額だ。
また、『Le 10 Sport』は「サルヴァトーレ・シリグをインテルに譲渡することで、ハンダノヴィッチの金額を値切ろうとしているのではないか」と伝えている。
インテル側は以前ジェノアのマッティア・ペリンをハンダノヴィッチの後釜候補として考えていたとのことだが、先日前十字靱帯を傷めて長期離脱になったため、そのターゲットからは外れている可能性も示唆されている。