『Supersport』は「ナイジェリア・プレミアリーグのプラトー・ユナイテッドの新監督が、サッカー連盟に許可されなかった」と報じた。
現在16~17試合が消化されている2016年のナイジェリア・プレミアリーグ。プラトー・ユナイテッドは現在20チーム中14位で、先日ザカリー・バラジェ前監督を解任していた。
そして今週の月曜日に新監督として指名されたのはヴィクター・ウィカドソン氏。ところが、彼には大きな問題があった。
2013年7月に行われたナイジェリア3部リーグの昇格プレーオフ。当時昇格を争っていたプラトー・ユナイテッドがバウチFCに78-0、ポリス・マシーンFCが68-0で勝利するというすさまじい最終節になったのだ。
ナイジェリア地域リーグで146ゴールが生まれる珍事 http://t.co/GPAZWXDLQz
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2013年7月10日
その時にプラトー・ユナイテッドの監督を務めていたのがウィカドソンだった。
当然ながら、八百長を行ったとしてこの2試合に関わっていた4クラブ、そしてオフィシャルの95名がサッカー界から追放になり、そのうちにウィカドソンも含まれていたわけである。当然、同じプラトー・ユナイテッドでの事件だったわけで、知らないはずはないのだが・・・。
まだ処分が残っているウィカドソンを雇ったプラトー・ユナイテッドに対し、ナイジェリアサッカー連盟は「継続的な活動禁止処分があることを確認するように」とプラトー州サッカー協会に通告した。
なお、その後プラトー・ユナイテッドはその指示に従ってウィカドソンを解任。今後2試合の間に新しい監督を招聘すると発表している。