オランダサッカー協会(KNVB)は、「FCトゥウェンテを2部降格処分とした」と発表した。
Reacties van voetbalfans: 'Degradatie was toch in strijd met regels?' Lees hier het hoe en waarom: https://t.co/R1i3qUYB2i.
— KNVB (@KNVB) 2016年5月18日
2009-10シーズンにエールディビジを制覇したトゥウェンテ。昨季は宮市亮(現ザンクト・パウリ)が所属していたことでも知られている。
しかし、2014年からは深刻な経営難に陥り、昨年には投資会社ドーイェン・スポーツとの関係が発覚したことによって3年の欧州カップ戦出場禁止となったほか、4万5250ユーロ(およそ560万円)の罰金を命じられていた。
財政危機はリーグでの勝ち点剥奪という処分にも至っており、昨季、今季続けて3ポイントをマイナスされている。
今季はそれでも13位と降格圏には沈まなかったものの、巨大な債務の返済が滞っていることから、プロリーグ参戦のためのライセンスを失効させる可能性が高いと言われていた。その場合は3部以下への降格となる予定だった。
[Qoly] 宮市の古巣トゥウェンテが深刻な危機、最後の日は近い? https://t.co/cDKa1iup0s
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年3月2日
しかし、今回KNVBが発表したのは「エールステ・ディビジ(二部)への降格処分」であった。
これはプロリーグ継続参戦という可能性を残したものであり、公式サイトでも「2度めのチャンス」と伝えられている。
ただし、この判断に関してはトゥウェンテ側にまだ控訴の権利が残っているため、まだ完全に確定したわけではない。