『Calciomelcato』は「リーガ・エスパニョーラのエスパニョールは、イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に興味を持っている」と報じた。
2014年夏にミランからリヴァプールへと移籍したものの、プレミアリーグで活躍することができなかったバロテッリ。今季は古巣にレンタルの形で復帰して再起を図ったが、怪我にも悩まされて不完全燃焼に終わった。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長はすでにバロテッリの買い取りを行わない意向を示している。その一方で、リヴァプール側もすでにバロテッリを戦力としては考えていないという。
給与が高額であり、これまで多くの問題を起こしてきた彼を獲得したいというクラブは少なく、来季の去就は全くの不透明となっていた。
しかし、ここに来て幾つかの可能性が生まれてきたようだ。『RAC』によれば、なんとエスパニョールがバロテッリの引き入れを考えているという。
スペインでも中堅という立場のエスパニョールであるが、昨年末に中国企業のラスター・グループが株式を過半数購入しており、今夏から大きな投資が見込まれている。
エスパニョールを中国企業が買収、強豪に成長も? https://t.co/fYQcmyFVaZ
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年11月3日
そのプランの一つがバロテッリの獲得であり、オーナーのチン・ヤンシェン氏はこれをビッグクラブ化の第一歩とする考えがあるという。
ただし、リヴァプールがバロテッリの契約を打ち切ってくれることが前提であるとも書かれており、流石に高額の移籍金を支払ってまでという話でもないようだ。