サンダーランド、ニューカッスルが激しい残留争いを繰り広げた一方、同じノースイーストからプレミアリーグへ昇格したクラブがミドルズブラだ。

スティーヴ・マクラーレン監督時代にリーグカップ優勝(2003-04)、UEFAカップ準優勝(2005-06)などの実績を残した“ボロ”は、2009年に2部へ降格。なかなかプレミア復帰を果たせずにいたが、スペイン人のアイトール・カランカ監督のもとで復活し、今季2位で昇格の切符を勝ち取った。

36歳になった元イングランド代表DFジョナサン・ウッドゲイト。昨年一度は引退を決意しながら契約を1年延長し、今季トップでの出場はゼロだったものの同じ地元出身のスチュアート・ダウニングとともに昇格の道を切り開いた。

Middlesbrough 2016-17 adidas Home

ミドルズブラは昇格決定後、adidasとの契約を更新。2016-17シーズンに向けた新ユニフォームはお馴染みの赤を基調に、白いパネルを配したデザインとなった。

パネル自体はボロの歴史上定番ともいえる“変化”だが、NEWモデルではやや下の方にしかも斜めで配置されており、かなりユニークである。

上だけ見ると普通。

しかし下はこの通り。青のトリムも新鮮だ。

来季のプレミアで話題を呼ぶユニフォームの一つとなりそうである。

【次ページ】アウェイは伝統の青系!