23日、『FOX』は「ニューヨーク・シティFCのイタリア代表MFアンドレア・ピルロは、アメリカのサッカーについて語った」と報じた。

昨年夏にユヴェントスを離れ、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCに入団したことで大きな話題を集めたアンドレア・ピルロ。

その影響もあって今回のEURO2016には招集されないことが決まってしまったが、アメリカという新しい地でキャリアを重ねている。

しかし、その次の活躍の場に選んだMLSのサッカーには、まだいろいろ思うところがあるようだ。ピルロは「文化があまりにもフィジカル的すぎる」と話し、そのために新人選手がプロのレベルに達していないと語った。

アンドレア・ピルロ

「プレーするには非常に難しいリーグだ。とてもフィジカル的で、非常に多くの走りが必要になる。

したがって、そこには多くのフィジカル的な仕事があるし、私にも求められる。自分の考えでは、プレーが少なすぎるよ。

僕が話していることは、実際のシステムや文化のことなんだ。それは、技術的なスキルのレベルが低いという意味ではないよ。

僕はただ、文化的に抜けているところがあって、それを満たす必要があるということを言っているんだ。

バルセロナのプログラムを例にあげると、彼らはただ走るだけではない練習をより多くやっている。ここではそのようなことはない。

したがって、アメリカの若い選手たちがプロ選手になる時にも、彼らにはまだ大きなギャップがある。フィールドの上でプレーするには、まだ必要な物があるんだ」

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