負傷者続出中のU-23日本代表。
現在参加中のトゥーロン国際大会2016ではパラグアイとポルトガルに連敗を喫し、2位以上での勝ち抜けが難しくなった。
それでも、リオ五輪に向けて貴重な実践の機会となるはずだ。3試合目となるギニア戦は、日本時間26日(木)午前0時15分キックオフ予定である。
日本サッカー協会では、先月九州地方で発生した巨大地震を受けて、11日(水)に開催されたU-23日本代表対ガーナ代表戦をチャリティマッチに指定。この試合で集まった約2500万円の収益金を被災地に寄付すると発表している。
その後も協会ではチャリティ活動を継続して行っており、U-23日本代表選手たちが着用したグッズがオークションにかけられている。
本日22(日) 23:45入札終了!【U-23日本代表 チャリティオークション】植田直通選手着用ユニフォーム https://t.co/rj6dnw1H8i #jfa #daihyo pic.twitter.com/84LWLlzBgn
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2016年5月22日
熊本出身の植田直通は、件のガーナ戦で着用したユニフォームを提供。
本日25(水)23:00入札終了!【U-23日本代表 チャリティオークション】オナイウ阿道選手着用スパイク https://t.co/wByd0OH5KP #jfa #daihyo pic.twitter.com/Rr2eWvtQy8
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2016年5月25日
オナイウ阿道は直筆サイン入のスパイクをオークションに出した。
これ以外にも各選手が様々なアイテムを提供しているのだが、ファン・ウェルメスケルケン・際がオークションに提供したTシャツがこれ。
本日25(水)22:45入札終了!【U-23日本代表 チャリティオークション】ファン・ウェルメスケルケン 際選手着用チャリティTシャツ https://t.co/zbqWct7iXV #jfa #daihyo pic.twitter.com/dvqfOWdHJh
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2016年5月25日
こちらはガーナ戦のキックオフ前にファン・ウェルメスケルケン・際が着ていたTシャツなのだが、そこに書かれたメッセージにご注目。
「顔晴ろう 九州」と記されている。
これはファン・ウェルメスケルケン・際が被災者に送ったメッセージだ。「顔晴ろう」と書いて「がんばろう」と読む。
広辞苑で「がんばる」は「頑張る」と漢字で表記されているのだが、「顔を晴れやかにできるよう皆でがんばろう」と主張しているかのような、なんだか素敵な当て字である。
山梨県内でも指折りの進学校に通っていたというファン・ウェルメスケルケン・際。知性の高さだけでなく、被災者への思いやりを感じるメッセージであった。
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