『Het Laatste Nieuws』は「ベルギー代表DFアントニ・ファンデン・ボーレは、ブリュッセル空港で職員を脅した」と報じた。
アントニ・ファンデン・ボーレは1987年生まれの28歳。かつては世界トップレベルの才能と評価された天才少年だったが、2007年に移籍したイタリアで活躍できず、現在は古巣のアンデルレヒトに戻っている。
記事によれば、彼は休暇でクレタ島へ行くため、ブリュッセル空港を訪れていたという。しかしその際にフライトまでの時間に間に合わず、飛行機への搭乗が許されないと通告された。
それに怒ったファンデン・ボーレは職員に対して長広舌をふるい、その中で「爆弾」という言葉もぶつけていたとのことだ。
ブリュッセル空港は今年初めにイスラム過激派による自爆テロ攻撃が行われた現場であり、非常にデリケートな問題である。
[Qoly] ベルギー代表、テロの影響で初日の練習を中止。ポルトガル戦にも影響か https://t.co/HcjtRyBfnR
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年3月22日
その後ファンデン・ボーレは『飛行機を買ってやる!』と息巻いたとのことだが、セキュリティスタッフになだめられ、最終的には職員に謝罪したようだ。警察沙汰にならなかったことは幸いである。