10日に開幕するEURO2016。

世界王者として今大会に臨むドイツ代表は7日、キャンプ地であるエヴィアン=レ=バンに到着し早速トレーニングを行ったのだが、そこで負傷者が出てしまった。

ローマDFアントニオ・リューディガーが足を負傷し、スタッフに肩を借りながらピッチを後にしたのだ。

先日行われたハンガリーとの強化試合でもジェローム・ボアテングとセンターバックを組み、攻撃の起点となるパスを配給していたリューディガー。

サイドでバックでもプレーできることから重宝されていたのだが、『DW Sports』などによれば靭帯を断裂してしまったようだ。開幕わずか3日前でのこの大怪我はメンタル的にもキツい…。

そんなリューディガーだが、Twitterでポジティブなメッセージを残している。

「皆さんは私が苦心していると思っているかもしれないが、私は全く腐ってなんていないよ!

皆さんからのお見舞いのメッセージありがとう」

EURO2016に出場する各チームはすでに登録メンバーを提出しているが、UEFAのメディカルスタッフとチームドクターが深刻な負傷と判断した場合にのみ、初戦の前までであればその選手を新しい選手と入れ替えることができる。

そこでヨアヒム・レーフ監督はリュディーガーを登録外とし、レヴァークーゼンDFヨナタン・ターを代理招集すること決定した。

今年3月に行われた代表戦で初招集となり、デビューも飾ったター。ドイツ期待の大型DFで、急遽大舞台への参加が決まった形だ。

『Opta』によれば、ターの加入によりドイツ代表は出場全チームの中で最も平均年齢が低くなったようだ。

ドイツは日本時間6月13日(月)午前4時より、ウクライナとの初戦を迎える。

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