『FourFourTwo』は「アメリカ代表監督を務めているユルゲン・クリンスマン氏が、メジャーリーグサッカーの問題点について語った」と報じた。
現在行われているコパ・アメリカ・センテナリオに出場しているアメリカ代表。2試合を戦って1勝1敗で、11日にパラグアイとの試合に望む。
近年国内リーグのメジャーリーグサッカーも経済面で成長しており、「サッカー強国」の一つになったといえる。
しかしユルゲン・クリンスマン監督は国内リーグに大きな問題があると話し、クリスティアン・プリシッチのような若手選手が生まれる状況にないと訴えた。
ユルゲン・クリンスマン
(アメリカ代表監督)
「我々は、18〜23歳の世代において伝統的に苦労しているのだ。
メジャーリーグサッカーにおいて、クリスティアン・プリシッチのような選手に誰がチャンスを与えているというのだ?17歳の選手に。
アメリカでは、若手のルーキーと呼ばれるのは22歳だ。ヨーロッパでは、22歳というのはブレイクしていなければ脱落してしまう歳だよ。
彼らは、その時点で3〜4レベル先を行っているんだ。
その疑問については多岐にわたる。しかし、おしなべて言えば、誰もがもっと信頼を与えるべきなんだ。
もっとチャンスを与えなければならない。そして、彼らがミステイクを犯すのを受け入れなければならない」
「デアンドレ・イェドリンは例外的な存在だ。ジョン・ブルックスもそれに続こうとしているね。ただ、我々はそれがもっと必要なんだ。
彼らにさらなるサポートをしなければならない。そして、彼らは自分自身を持ち上げていかなければいけない。
しかし、それでも若い選手にチャンスが与えられなければ、どうやってブレイクしろというんだい?」