『Express』は「前FIFA会長のゼップ・ブラッター氏は、組み合わせ抽選会でイカサマが行われていたと暴露した」と報じた。
これまで数々の大会で行われてきた抽選会。ポットに入った複数のボールをかき混ぜ、そこからゲストが一つを引き上げるという形で行われてきた。
当然これまでもイカサマが行われる可能性は示唆されていた。CLの抽選会では、ハビエル・サネッティの手元が怪しいとも話題になっている。
[Qoly] CL抽選会はやっぱり「やらせ」?サネッティの手もとをアップで見てみると… https://t.co/H4U22HG2qd
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年12月16日
『La Nacion』のインタビューに応えた前FIFA会長のブラッター氏は、イカサマの可能性を尋ねられたところ、開き直りにも見える驚愕の答えを返したという。翻訳や構成による歪曲、あるいは冗談であるならともかく、本当にこれが言われていたとしたら衝撃の告白である。
ゼップ・ブラッター(FIFA前会長)
(何百万人が画面でそれを見ていても、トーナメントの抽選でイカサマをすることはできる?)
「YESだ! 私はこの目で見た。イカサマのようなことが行われているのをね。それはヨーロッパのコンペティションだ。
管理されていたのはひとつのチームだ。それはイタリアだった。そう書かれているボールは識別することができた。
暖められているか、あるいは冷却されているかだ。私が証人だ」
「私自身はそれをやったことがない。なぜなら、それほど抽選をしたことがないからだ! その他の会長もそうだろう。
それは、ポットからボールと取る者によって行われた。私は最後までクリーンだった。
私は刑法に違反したことは一度もない。私は明確な良心を持っている」