JFA(日本サッカー協会)は14日、8月に開催されるリオ五輪に向け、U-23日本代表に加えるオーバーエイジ(24歳以上)の2人を発表した。

藤春 廣輝(フジハル ヒロキ / FUJIHARU Hiroki)
DF 所属:ガンバ大阪 1988年11月28日生 175cm/60kg

塩谷 司(シオタニ ツカサ / SHIOTANI Tsukasa)
DF 所属:サンフレッチェ広島 1988年12月5日生 182cm/80kg

ガンバ大阪の藤春廣輝、サンフレッチェ広島の塩谷司、ともに「日本代表経験を持つ28歳のDF」という条件の2人が選出された。

藤春はスピードが武器の左サイドバック、塩谷は本職こそセンターバックだが攻撃能力が魅力で右サイドバックでもプレーできる。

まだ最終メンバー18人が決定していないため、JFAは「内定」という言葉を用いたが事実上この2人のメンバー入りは確定したものと思われる。

U-23日本代表を指揮する手倉森誠監督は、

「リオデジャネイロオリンピックでは、タフさが求められます。そういう意味で2人ともタフですし、藤春選手はアップダウンの活動量、塩谷選手は対人の強さと高さを兼ね備えており、最終ラインの守備力と攻撃力を高めてくれることを期待しています。2人は間違いなくU-23年代の選手より経験があります。SAMURAI BLUE(日本代表)にはまだ定着しきれていませんが、これからの伸びしろがすごくある選手たちです。U-23日本代表のレベルを引き上げてくれると共に、2018年のロシアを見据えているこのチームで、彼らも成長する可能性があると思います」

と2人を選出した理由を説明した。

塩谷は、クラブの公式サイトに、

「オーバーエイジ枠で選んでいただき光栄に思います。自分にできることをピッチ内外で全力で行い、日本の勝利のために戦います。応援をよろしくお願いいたします」

とのコメントを寄せている。

※藤春のコメントは後ほど掲載されるとのこと

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」