『ElNacional.cat』は「元スペイン代表MFチャビ・エルナンデスは、メディアがバルセロナに不公平な取り上げ方をしていると話した」と報じた。
現在コパ・アメリカ・センテナリオを戦っているリオネル・メッシであるが、スペインで大規模な脱税疑惑による裁判を抱えている。
バルセロナの選手が訴えられるのはこれが初めてではなく、ハビエル・マスケラーノ、アドリアーノ・コヘイア、ネイマールも同じように法的闘争を余儀なくされた。
昨年までバルセロナの生ける伝説としてプレーしていたチャビは以下のように話し、これらのスキャンダルは意図的なタイミングで流されているのではないかと話した。
なお、脱税に関してはレアル・マドリー時代のシャビ・アロンソについても訴えが起こされており、バルセロナの選手だけというわけではない。
チャビ・エルナンデス
「リオネル・メッシは、良心を持っている男だ。一部の人々が描こうとしている彼のイメージとは違ってね。
彼は最高だ。世界で、そして歴史上でも。試合で信じられない影響力を発揮し、一人で結果を決められる。
もし彼が幸せなら、バルセロナは勝ち続けるだけの素晴らしいポテンシャルを備えることになる」
(メッシの脱税疑惑は)
「それは影響を与えるだろう。休めないことを意味するからね。
しかし、チームが悪い時にはビジャラトス(レアル・マドリーびいきの判定が行われているという疑惑を意味する造語)、ドーピング、判定のことについては誰も語らない。
正義に理由はないと言うつもりはないが、バルセロナがよくやっている時にはいつも起こってきたことだ」
(将来は?)
「オフィスワークの準備は好ましいよ。しかし、今はあと2年プレーするつもりだ。あとは様子を見ていこう」