『Tuttosport』は「ACミランの買収に動いている中国系コンソーシアムは、来季の監督としてマルコ・ジャンパオロを推進している」と報じた。

今季はシニシャ・ミハイロヴィッチ前監督を途中解任し、クリスティアン・ブロッキ氏を新監督に迎えたミラン。

しかしその契約も今月末までであり、留任するかどうかはまったく定かではない状況になっている。

さらに、現在ミランは中国系コンソーシアムと株式売却に向けた動きを行っていると言われているが、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長が心臓病で倒れたことから交渉が伸び伸びになっている。

昨日ベルルスコーニ氏の状況については命に別状がないことが報告されているが、彼が拒否権を持っているので当然のことながら交渉にはブレーキがかかる。

ミランの来季についてはまだ全く不透明な状況であると言わざるを得ない。

しかし、次期オーナーになることを考えている中国系コンソーシアムは、すでに来季の計画を検討しているようだ。

記事によれば、新たな監督として雇い入れたいのはエンポリを率いているマルコ・ジャンパオロなのだそうだ。

マルコ・ジャンパオロはスイス出身のイタリア人監督で、選手としての実績はないものの、指導者として多くのクラブを率いてきた人物である。

今季はマウリツィオ・サリが去ったエンポリの監督に就任し、セリエA10位という結果を残していた。

なお、彼がミラン監督に任命された場合、リッカルド・サポナーラがサン・シーロに戻ってくるのではないかと推測されている。

先日はマンチェスター・シティを退任したマヌエル・ペジェグリーニが有力だと言われていたものの、そのレポートについてはこの数日間やや停滞している状況だ。

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