『Allnigeriadoccer』は「ナイジェリアU-17代表監督を務めているマヌ・ガルバ氏は、エージェントやアカデミーから賄賂をもらっている」という記事を掲載した。
マヌ・ガルバ氏は1965年生まれの指導者で、2013年にU-17ワールドカップを制覇した経験を持っているナイジェリア連盟のコーチである。
昨年はアフリカU-20選手権を優勝し、その後U-17年代の指導に戻っている。
立場上常に新しい選手を探して動いているマヌ・ガルバ氏であるが、それにエージェントやアカデミーが賄賂を支払っているのではないかという疑惑が持ち上がっている。
2名の関係者はこう語っているとのこと。
「5名の選手を招待するため、ユスフ・シラ・アイラ(ヴィクター・オシメーンなどの代理人)は、マヌ・ガルバに500万ナイラを支払った。1選手につき100万ナイラだ。
マヌはラゴスにやってきて、シラの元を訪問し、これらの取引について議論を行ったのだ。
そして、コリンズ・フットボール・アカデミーは、マヌ・ガルバに400万ナイラを支払った。4名の選手を招待するためにだ。
それらの選手はMRI検査(年齢の判定)に失敗しない限り、次のワールドカップには招集するとマヌは誓っている。
連盟からの情報では、マヌ・ガルバがやっていることはあまりに明らかであり、彼らは解任したがっているという。カノ・ピラーズのコーチに代理を求めるようだ」
「エマニュエル・アムネケがマヌ・ガルバからU-20を引き継いだ。したがって、マヌ・ガルバは不満を持っている。U-17に来て、お金を儲けたいのだ。
マヌは総書記のサヌーシ氏からバックアップされている。アマジュ・ピニック(ナイジェリアサッカー連盟会長)はいい仕事をしている。すべてをモニターしているし、たわごとはしない。
しかし、マヌ・ガルバと彼のグループはそれらの努力をすべて散らしている。
ラゴスのクラブは、選手を招集してもらうために10万ナイラを支払った。しかし、マヌ・ガルバはその額が少なすぎるとして返却してきたのだ」
「最後のU-17ワールドカップ、我々は勝ったことでなにを得たのだ?連盟は監督にそれでも給与を支払っていない。それが、彼らが不法な仕事をする理由だ。
エージェントや選手たちから賄賂を受け取るのを止めさせるよう、連盟は監督に給与を支払うべきだ」
なお、これらの件についてマヌ・ガルバ氏はコメントを控えており、ユスフ・シラ・アイラ氏は事実関係を否定している。