『Sky Italia』は「元イタリア代表DFファビオ・グロッソは、監督としての契約オファーを断った」と報じた。
ペルージャやパレルモ、インテル、リヨン、ユヴェントスなどで活躍したことで知られているDFファビオ・グロッソ。
190cmという大柄な体格を持ちながらも、スピードやクロスの精度にも長けた稀有な左サイドバックとして知られ、代表でも2006年ワールドカップ、EURO2008に出場している。
彼は2012年にユヴェントスとの契約が満了になったあと現役を引退。その後2013年夏からユヴェントスのプリマヴェーラで指導者を務めていた。
そして一昨年の3月にはU-20のカテゴリで監督を務めることになり、コーチとしての経験を積んでいる。
記事によれば、彼にオファーを送ったのはクロトーネ。今季セリエBで2位になり、トップリーグへの昇格を決めているクラブだ。
しかし、彼らの監督であったイヴァン・ユリッチはジェノアに移る可能性が高いと言われており、すでに合意しているとも報じられている。そのため後任にファビオ・グロッソを引き入れようとしたようだ。
ところが、ファビオ・グロッソはこのオファーに対して前向きな返事は行わず、現在のところクロトーネには断りを入れているとのことだ。