『Football365』は「アラブサッカー協会連合が発表した『ガルフ枠』計画は、UAEのサッカーを揺さぶる可能性がある」と報じた。

先日ガルフ・ネイションズカップが誕生するなど大きな改革が行われている中東のサッカー界。

土曜日に行われたアラブサッカー協会連合の会議においては、更におもしろいプランが発表された。

それは、湾岸協力会議の6カ国のリーグにおいて、各クラブに1枚ずつ「ガルフ枠」を設けるというものだ。

該当するのはUAE、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、そしてサウジアラビア。

これらの国籍を持つ選手は、この6カ国のクラブにおいて、それぞれ1名ずつ外国人枠に縛られることなく獲得できる形となる(ただし、GKは除く)。

中東のリーグでも、外国人枠は日本と同じ3+1。これはAFCの大会のルールに準拠したものである。今回はそれに地域独自のルールを加え、選手の流動性を高めようとする試みだ。

特にバーレーンやクウェート、オマーンなどの選手にとって大きな影響があるのではないかと考えられている。

なお、AFCはまだこのプランに対して正式な態度を固めていないとのこと。

UAEでは現在アル・アインのエースであるオーマル・アブドゥラフマンが生まれ故郷のサウジアラビアに戻る意思を示していると言われており、アリ・マブフートもアル・ヒラルとの接触を行っているという。

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