イタリア・セリエAのローマは「ステファン・エル・シャラウィ、そしてノルベルト・ギョンベールを完全移籍で獲得した」と公式発表した。

ミランからのレンタルだったステファン・エル・シャラウィについては、購入オプションが付随していた。

先日からローマは買い取りに向けて動いていることを明らかにしていたが、最終的にその支払額は1300万ユーロ(およそ15.2億円)で合意された。

これは行使の締め切りが21日であったためであり、どうやらもともと1300万ユーロに設定されていたらしい。つまりローマ側が折れて満額支払ったという形のようである。

なお、エル・シャラウィとローマとの契約は2020年まで結ばれている。

ステファン・エル・シャラウィ

「僕にとっては本当に重要な一日になったよ。なぜなら、僕はあらゆる面でローマの選手になったわけだからね。

パロッタ会長、サバティーニSD、スパレッティ監督、チームメイト、ローマに関わるすべての人々に感謝したい。ここに来た最初の日から与えてくれた信頼にね。

とりわけ、ローマのファンは僕をとてもあたたかく歓迎してくれた。我々はともに素晴らしいものを成し遂げられるだろう。行くぜローマ!」

なお、ローマからは同日スロバキア代表DFノルベルト・ギョンベールを獲得することも明らかにした。

彼はカターニアから昨年レンタルで加入し、セリエAでは6試合の途中出場のみにとどまっているが、EURO2016にも出場するなど期待の選手である。

買い取りにかかった額は150万ユーロ(およそ1.8億円)であると発表されており、契約は2019年までの3年間となった。

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