『Evening Standard』は「イタリア・セリエAのローマは、ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランに新契約を準備している」と報じた。
アントニオ・コンテ監督就任が決まっているチェルシーは、現在ラジャ・ナインゴランの獲得に向けて動いていることが明かされている。
ナインゴラン自身もティボー・クルトワやエデン・アザールから誘われていると話し、オファーの存在は周知の事実になっている。
[Qoly] ナインゴラン、代表内でもチェルシー勢から誘いがあるらしい https://t.co/8aw13iQSS8
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月9日
ナインゴランはこのEUROが終わり次第アントニオ・コンテ監督と会談を持ち、移籍を検討することも確認している。
しかし、ローマは現在のところ最大2740万ポンドとなったオファーを拒否。チェルシーの追求をかわしたいという考えであるという。
ナインゴランは現在ローマで週給7万ポンドを受け取っているが、当然ながらその増額を望んでいる。
チェルシーは彼に対しておよそ週給10万ポンドを提示していると言われている一方で、ローマもそれに対抗策を打つようだ。
そこで鍵となるのが、先日ユヴェントスへの移籍を決めたミラレム・ピャニッチだ。
[Qoly] 【速報】ユヴェントス、ピャニッチ獲得を公式発表 https://t.co/2OcuViJMpl
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月13日
彼の取引によってローマは3200万ユーロの収入を得ることになる。この資金を使って、ナインゴランの給与を増額し、なんとか慰留に努めようという姿勢であるという。
ローマ側もEURO2016終了後にナインゴランの代理人と会談を行う予定で、どちらにしろ近日中には何らかの結論が出そうである。