『Gazzetta dello Sport』は「ローマは、ACミランのイタリア代表DFマッティア・デ・シーリョと、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタの獲得を考えている」と報じた。
これは、今季ローマでプレーしていたフランス代表DFリュカ・ディーニュの交渉がうまく進んでいないためだ。
ローマ側は彼の買い取りに向けて1200万ユーロ(およそ14.1億円)を提示しているが、保有権を持っているパリ・サンジェルマンは彼の価格を1800万ユーロ(およそ21.1億円)と設定している。
交渉の末に1500万ユーロ(およそ17.6億円)までは値下げに応じたとのことだが、ローマ側はその支払いには合意していないようだ。
そこでローマはサイドバックについてセカンドオプションを模索しており、新たなターゲットとなっているのがデ・シーリョとサバレタの2名であるとのこと。
デ・シーリョについてはおよそ1000万ユーロ(およそ11.7億円)で購入することが可能であり、さらにレアンドロ・パレデス(エンポリに貸出中)をミランに提供することで値下げも可能ではないかと考えているようだ。
サバレタについてもマンチェスター・シティとはすでに退団に向けた会談が行われていると考えられており、それほど高い価格にはならないと推測されている。
ローマは現在エンポリの元ポルトガルU-21代表DFマリオ・ルイと合意したという報道があり、代理人もローマ移籍を示唆している。
しかし、これについてはまだ公式の情報になっておらず、今後の動きが注目されそうだ。