ナンパリス・メンディ(ニース)
「エンゴロ・カンテの後釜」と期待され、レスター入りにはすでに合意しているとも伝えられている。とはいえ、フランスリーグではカンテよりずっと前から活躍している選手だ。
ギー・ラコンブが率いていた低迷中のモナコでデビューを果たし、2部降格後にレギュラーを掴んだ小柄なボランチだ。2013年にコート・ダジュールのライバルであるニースへ移籍した。
168cmと非常に小柄な体格であるが、豊富な運動量と的確なポジショニングセンスを兼ね備え、攻撃面でのサポートにも優れている。彼も「マケレレの後継者」と呼ばれた選手だ。カンテほどの爆発力、積極性は備えていないものの、司令塔的プレーにも対応できる。
サウサンプトンのヴィクター・ワニャマという話もあったが、こちらはトッテナムへの移籍が有力になっていると言われる。もはやレスターに付け入る隙はなさそうだ。
メンディは今後数日の間に契約がまとまるのではないかと考えられている。移籍金は1200万ポンド(およそ18.1億円)と推測される。