『Hull Daily Mail』は「元プレミアリーグ選手のジェイミー・バーンウェルは、『Hull Daily Mail』で人生が変わったと話した」と報じた。

ジェイミー・バーンウェル=エディンボロは1975年生まれの40歳。1994年にコヴェントリー・シティでデビューを果たし、その後スウォンジー・シティ、ウィガン・アスレティックなどに所属したストライカーであった。プロとしては若くして第一線を退くことになったが、現在でもアマチュアとしてプレーしている。

しかし、彼はキャリアで大きな問題を抱えてきた人物でもある。1996年にコヴェントリーを解雇されて以来、長い間精神疾患に悩まされてきたのだ。

そして、2014年10月に限界を迎えた彼は失踪事件を起こしてしまう。それが『Hull Daily Mail』の表紙を飾った。

ところがである。彼はこの報道によって、人生を救われることになったのだ。

ジェイミー・バーンウェル

「私は、自分のキャリアの中で長い間メンタルヘルスの問題に苦しんできたんだ。

そして、それへの対処は孤独なものであったし、この問題を誰にも話したことがなかったんだ。

あの報道で人々はパニックになった。私が自殺するのではないかとね。なぜなら、中年男性の死因で最も大きなものがそれだからね。

『Hull Daily Mail』を見た時ーーそれは私にとって最高の出来事になった。私の問題がオープンになったからだ。

バリアを壊してくれたんだ。そして、虚勢を張るというカードを出さなくても良くなった。それは、スポーツではよく見られるものなんだ。

あれからの18ヶ月は、自分にとって本当に素晴らしいものだった。自分の肩にのしかかっていた重りが取れたような気分だ」

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