アイスランドに敗れ、ベスト16でEURO2016を去ることが決定したイングランド。プレミアリーグの経済力が莫大なものになっているにもかかわらず、代表の強化にはつながっていないことが露呈した形になった。

チームを率いていたロイ・ホジソン監督は既に退任を発表しており、今後は新しい代表監督の招へいが行われる予定になっている。

次の指揮官について、ジャーメイン・デフォーは『BBC』に対して以下のように話し、サム・アラーダイスを推薦した。

ジャーメイン・デフォー

「サム・アラーダイスは、次の代表監督候補に考えられるべき人物だよ。

彼はいつも我々にこう言っていた。『あのな、私はどうプレーするかは気にしない。勝ちさえすればいい。それが最も重要だ』と。

時にいいプレーが出来ないこともある。美しくないこともある。しかし、サッカーは結果だ。どうプレーするかは重要ではないんだ」

「僕が覚えているのは、若いころのウェストハムでの出来事だ。彼が率いるボルトンを相手にするときはいつも思っていた。『厳しい戦いになるな』と。

なぜなら、彼らはとてもダイレクトであり、そのシステムは恐ろしいものだとよく言っていたからだ。それはとても効果的だった。

しかし、彼は何も複雑にすることはない。木曜日にはチームのセレクションを決めて教えてくれる。

『私が求めるのは、土曜日にどうやって勝利へ向かうかという点だけだ』といつも言っていた。

それを国際舞台にも持ち込むことが出来るだろう。我々の若い選手が持つ走りとエネルギーを見れば、彼らは100%やれるだろう」

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