一方、解説者を務めているジェイミー・キャラガー氏は『Daily Mail』で以下のように書き、ユルゲン・クリンスマン氏の招へいという可能性を推している。
ジェイミー・キャラガー
「私自身の見解としては、国際的なサッカーにおいては、自国で最高の人物が率いるべきだと考えている。したがって、私はいつも英国人を勧めてきた。
しかし、イングランドサッカー協会は、外国人の監督を探すことに躊躇してはいけない。
このことを念頭に置いた場合、私はユルゲン・クリンスマンを招へいすることを排除すべきではないと思う。
彼はワールドカップでドイツを準決勝にまで導き、コパ・アメリカ・センテナリオではアメリカ代表をそこまで引き上げて見せた」
そして、チームのキャプテンを務めていたウェイン・ルーニーは以下のように語り、英国人監督であろうがなかろうが、能力があることが必要だと話している。
ウェイン・ルーニー
「もちろん、英国人監督であればより良いだろう。しかし、この仕事に正しい男でなければならない。
その資格を持っていなければならないし、仕事をこなせるだけの能力を持っていなければいけない。誰であろうが、チームに足跡を残す必要がある」
「僕は一つ知っていることがある。
誰が監督として入ってきたとしても、僕は常にとても興奮してきた。今は将来を見るのは難しいが、我々はいいスカッドを持っている。素晴らしいメンバーをね。
どんな人物が来るにしても、難しい仕事になる。しかし、選手は前に進み続けるし、次のステップを踏んでいく。
僕は、自分の疑問に対して常に正直な答えを返すようにしてきた。そして、我々は何らかの恐れを持ってプレーしたことはない。過去に経験してきたどんなトーナメントでもだ」