『Sky Sports』は「元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督について語った」と報じた。
今季最大のライバルであるアーセナルを上回る順位につけようとしているばかりか、プレミアリーグのタイトル争いにも絡んでいるトッテナム・ホットスパー。
しかもそのメンバーは欧州すべてのリーグに範囲を広げても屈指の若さで、ポチェッティーノ監督の育成手腕には多くの評価が集まっている。
当然ながら彼にはステップアップの噂があり、レアル・マドリーなどが狙っているという話もある。
[Qoly] トッテナム、強豪に狙われる監督に新契約を準備へ https://t.co/IPJ6gPUJsC
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年1月30日
しかし『Sky Sports』で評論家を務めているジェイミー・キャラガーは以下のように話し、レアル・マドリーには行くべきではないと語った。
ジェイミー・キャラガー
「なぜポチェッティーノ監督がどこかに行かなければならないのか? どこへ行くというんだ?
レアル・マドリーか。それは選手にとっても監督にとっても、夢の舞台だ。しかし、そこは同時にマッドハウス(とても騒々しい場所)だ。
監督はそこで通常1年だけ指揮する。もし2年指揮することができれば、それは宝くじに当たったようなものだ。
ポチェッティーノがスパーズで作り上げてきたものは何か。それはあの年齢層の選手たちであり、最高の練習場であり、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドにも対抗できる新しいスタジアムだ。
すべて、監督のためにトッテナムが用意したものだ。
もし彼が将来的にレアル・マドリーへ行きたいとすれば、それはもちろん可能なことである。しかし、彼にとっては今やるべきことではないよ。今はこのチームでトロフィーを勝ち取るべきだ。彼らはそれができる組織になっているのだからね。
私は何度も言ってきたが、今季はトッテナムにとってこの上ない優勝のチャンスだ。再び巡ってくるかどうかはわからない。
しかし、私が彼らを見るに、そのチャンスは再びやってくると思う。
以前そうだったように、スパーズがトップ4に戻るための挑戦に向かっていくことを期待していた。しかし、彼らを見るに、今後数年間でタイトルに挑戦できるチームかもしれないと思っている」