そんな喜田についてU-16日本代表を率いる森山佳郎監督は、「体重は50kgだけど、すごい予測能力があるし走力がある。戦術眼も持っている」と高く評価をしている。セレッソ出身であること考えると、「NEXT山口蛍」とでも呼べるだろうか。
今大会では全3試合に先発出場した喜田。以下のように大会を振り返っている。
喜田 陽(U-16日本代表)
「優勝することはできませんでしたが、勝利で大会を終えて良かったです。
一昨日のマリ代表戦では、攻守に何もできず世界のレベルを肌で感じました。
敗戦後、みんなでコミュニケーションを取り現時点のチームの課題や意識を変えるところを共有しました。
今日の試合では、最終ラインのポジションでしたが、素早いパス交換と前線へのパスでリズムを掴む意識で臨みました。あらゆる形でゴールを奪えたことは良かったと思います。
但し、まだパスの質が悪いところやパスミスも多かったので、改善していきたいです。
日々の意識を大きく変えないと、世界のレベルには追いつけないので、所属チームでも今回感じた課題を積極的に取り組んでいきたいです」