FC東京に所属するMF中島翔哉は、4月に行われたトレーニングで右膝の内側側副靭帯を損傷。
全治約5~6週間という診断が下っており、U-23日本代表として臨むトゥーロン国際2016を回避をしていた。
リオ五輪までに万全のコンディションに戻すことができるか不安視されていたのだが、12日に行われたJ3第12節のFC東京U-23対藤枝MYFC戦で、見事実践復帰を果たした。
62分、内田宅哉との交代でピッチに入った中島。早速フリーキックで魅せてくれた。
ペナルティエリアの少し外側から直接狙いこれがゴール左隅に飛ぶも、藤枝GK三宅貴憲に防がれ惜しくもゴールならず…。
その後、得意の左サイドからカットインしミドルシュートを放ったが、またもや相手GKの攻守に防がれゴールにはならなかった。しかし、およそ1ヵ月半ぶりの実戦復帰でこれだけキレのある動きを見せることができていれば、コンディションは上向いているのかもしれない。
なお、この試合では左足ジョーンズ骨折で長期離脱を強いられていた室屋成も復帰している。
一時は「リオ五輪絶望」とも報じられた室屋。4ヵ月にわたるリハビリが報われ、70分から出場した。
4ヶ月ぶりに復帰することができました。
家族、友人、スタッフや支えてくれた
たくさんの人に感謝しています。
そして今日は大勢のサポーターが名前を叫んでくれて目頭が熱くなりました。これからFC東京の勝利に貢献できるよう努力します! pic.twitter.com/VUUx9nSm2u
— 室屋成 (@muroya111) 2016年6月12日
Jリーグの開幕直前に負傷した室屋は、これがJデビュー戦。
試合後Twitterを更新し、「大勢のサポーターが名前を叫んでくれて目頭が熱くなりました」と振り返っている。