今秋にAFC U-19選手権を控えるU-19日本代表は、ロサンゼルスで開催されている「2016 NTC招待大会」という4か国対抗トーナメントのために渡米中。
このトーナメントには北中米の強豪アメリカ、コスタリカ、パナマが参加しており、総当たりで3試合を行う。
日本は現地時間29日にパナマと初戦を戦ったが、世界からも注目される堂安律(ガンバ大阪)が魅せた。
日本の国旗がコスタリカの旗になっているのが気になるが…
前半、右サイドからボールを持ち運び、DF2人の裏を突いたスルーパスを小川航基(ジュビロ磐田)に送ったのだ。
堂安は英国紙の『次世代を担う世界で最も有望なヤングスター50名』に選出されるなど、将来を嘱望される逸材。チェルシーやPSVから関心が寄せられているとも伝えられている。
[Qoly] 英国紙が『次世代を担う世界で最も有望なヤングスター50名』を発表!日本からは1人が選出 http://t.co/MhocrN1EIZ
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年10月7日
この場面ではパナマのGKに阻まれ得点とはならなかったが、その才能を存分に感じさせる完璧なパスから決定機を作った。
堂安は左利きやプレースタイルからガンバユースの先輩である家長昭博(現大宮アルディージャ)とも比較されているが、このプレーを見れば納得だろう。U-16日本代表では左サイドバックでも起用されたが、やはり攻撃的なポジションが合いそうだ。
ただ日本は決定力を欠き、この試合は0-0の引き分けで終了。コスタリカとの第2戦は、1日(日本時間2日午前)に行われる。