3日、『Ghanasoccernet』は「ハーツ・オブ・オークの新監督セルジオ・トラギウ氏は、試合前の約束を大きく変えた」と報じた。
先日、相互の合意の下で八橋健一監督との契約を解除したガーナ1部のハーツ・オブ・オーク。後任はユースの指揮官として迎えられていたポルトガル人指導者、セルジオ・トラギウ氏である。
彼は八橋健一氏よりも1.75倍の給与を受け取っていると報じられており、非常に大きな期待を受けていた。
そして、6月29日に行われたガーナ・プレミアリーグのリバティ・プロフェッショナルズ戦が彼の初陣に。試合前、トラギウ氏は以下のように豪語していた。
セルジオ・トラギウ
「私はポルトガルの新たなモウリーニョと呼ばれている男だ。しかし、ペップ・グアルディオラのようなプレーをする男でもある。
私はハーツ・オブ・オークのプレーを変化させるだろう。そして、我々はこの国で『ティキ・タカ』をプレーすることになるはずだ。
すべてのファンは、新しいハーツ・オブ・オークの存在に気づくだろう」
しかし、新体制での初戦となったリバティ・プロフェッショナルズとの試合は1-1の引き分けで終了。
MATCH REPORT: LIBERTY 1-1 HEARTShttps://t.co/E7KjgJOUJA#AHOSC pic.twitter.com/bSwJcTuDUe
— Accra Hearts Of Oak (@HeartsOfOakGH) 2016年6月29日
ホームで結果を残せなかったトラギウ監督は以下のように話したという。
セルジオ・トラギウ
「私は、『ティキ・タカ』をプレーするだろうと言ったことはない。我々はハードワークを必要としていると話しただけだ。
それは我々が必要としている唯一の物事である。多くの変化を起こしたいとするならばね。
私は『ティキ・タカ』のようなものを何も約束したことはない。私が約束したのは、ハードワークだ」
なお、このあとハーツはプレジデンツ・カップの決勝をアサンテ・コトコと戦い、PK戦で敗れている。ただ、その試合内容にはかなり高い評価も送られているようだ。