『Gazzetta dello Sport』は「ACミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、クラブを売ることを自ら発表した」と報じた。
先日心臓の問題によって入院することになったベルルスコーニ会長。手術を受けた後、火曜日に退院したことが発表された。
[Qoly] ミラン会長が入院、クラブ売却がまた遅延? https://t.co/sHDzhqbf8f
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月8日
この入院生活によって目に見えて衰えたというベルルスコーニ。病院の前でメディアに対して以下のように話し、クラブを売却したいという意思を明らかにした。
なお、ミランが現在行っているといわれる中国系コンソーシアムとの交渉は遅れているが、今月中には何らかの動きがあるものと考えられている。
シルヴィオ・ベルルスコーニ
「私はこのクラブで26年間の素晴らしい年を過ごした。そして、それは30年間になった。
自分が心配しているのは、この4年間のことだ。私はこれまでやってきたようにクラブをマネージメントできなかった。
私が下している選択は重要なものだ。ACミランを誰かに売りたい。このクラブを、イタリアだけではなくヨーロッパの――いや、世界の第一線に戻すことが出来る人物に。
新たな投資家から、今後2年間では4億ユーロ(およそ493.3億円)以上の投資を行うという言質を取っている。そして、私はクラブをいるべき場所に戻すことが出来る人物にクラブを売ろうとしている。
私はこの30年間を勝利で終えたかった。しかし、我々はこの間に28個のトロフィーを獲得してきたし、クラブのファンはどんどん増加している」