佳境を迎えているEURO2016。フランス対ドイツの準決勝がスタッド・ヴェロドロームで行われ、地元フランスが2-0で勝利し決勝進出を決めた。

その激闘後、ピッチ上ではこんなシーンも。

目に涙を浮かべたドイツ代表MFメスト・エジルは、多くのフランスの選手たちから慰められていた。

もちろんアーセナルでともにプレーするオリヴィエ・ジルーやロラン・コシェルニからも。

コシェルニとは試合前にメールを送り合っていたことも明らかになっている。

ブラジルW杯での優勝から2年、失意の敗退となったドイツ。敗戦後、守護神ノイアーはこう述べていた。

マヌエル・ノイアー(ドイツ代表GK)

「唯一非難される点があるとすれば、ゴール前での冷徹さに欠けたということだ。

1点か2点は獲れるチャンスがあった。僕らには野心もあったし、集中もしていた。だが、運がなかった。

もちろん難しい相手ではあったよ。僕らはよくやった。

フリーでボールを持てた選手は誰もいなかった。必ずフランスの選手が立ちはだかった。1vs1のチャンスになる機会がなかったね」

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