「事実上の決勝戦」とも言われたEURO2016の準決勝ドイツ対フランス戦は、フランスに軍配。
アントワーヌ・グリーズマンの2ゴールで、ポルトガルが待つ決勝戦に駒を進めた。
France took advantage of Germany's errors to claim a 2-0 win & reach the #EURO2016 final. https://t.co/URoO1klVU7 pic.twitter.com/RsaVptLywS
— ESPN FC (@ESPNFC) 2016年7月7日
両チームが振り分けられたのは、スペインやイングランドなど強豪ひしめく側の“山”。
ドイツはイタリアをPK戦で下し、フランスは躍進を続けるアイスランドに勝利しそれぞれ準決勝に到達した形だ。
その結果フランスはドイツと対戦することが决定したのだが、準々決勝終了後、メスト・エジルはフランス代表DFローラン・コシェルニにこんなメールを送ったのだそうだ。
ドイツ『Kicker』が伝えている。
メスト・エジル(ドイツ代表)
「準々決勝の後、私はコシェルニに『ドイツはアイスランドじゃない』とメッセージを送ったよ。
彼はそれに対して、マルセイユでの試合(準決勝)は我々、そしてファンにとって大きな試合になると返信してきたよ。
どちらも試合を楽しみにしているんだ」
「ドイツはアイスランドじゃない」というのは、「ドイツはアイスランドのようにはいかない」という意味だ。これは準々決勝でフランスがアイスランドを5-2と下したことを受けてのものだ。
エジルとコシェルニはアーセナルでのチームメイト。そういう事情もあって、冗談半分にエジルはこのようなメールを送ったようだ。
しかし結果は0-2でフランスが勝利。
試合後、フランス代表がファンとともにアイスランドが行っていた例の儀式をやったというのはやや皮肉的である。