『Evening Standard』は「トッテナム・ホットスパーは、AZアルクマールのオランダ代表FWフィンセント・ヤンセン獲得に接近している」と報じた。
昨季プレミアリーグで3位と好成績をあげたトッテナムであるが、前線は層が薄くハリー・ケインの負担が非常に大きいという部分が指摘されていた。
そのため今夏は何らかの補強が噂されていたが、先日はミシ・バチュアイをチェルシーに奪われてしまっており、なかなか動きが加速しなかった。
しかし、ここに来てようやく一人の補強が決まりそうだ。自らトッテナム移籍を明かしたのは、オランダ代表FWフィンセント・ヤンセン。
彼は『AD』のインタビューに対して以下のように話し、トッテナムへの移籍を求めていたことを明かした。
フィンセント・ヤンセン
「僕はAZでこれ以上練習はしないだろう。クラブは既に合意に近づいている。僕は家に戻って、電話を待つよ。
移籍が決まりそうで嬉しいよ。自分にとって、トッテナムに行きたいという気持ちが最初にあったことは明らかだ。
あれは素晴らしいスタジアムを持つ美しいクラブだし、大きなポテンシャルがある。誰もがこのステップを踏みたがるだろう。
ハリー・ケインについて? 人々は誰もが要求を行うことが出来るわけだが、自分は何も恐れていないよ。
ケインは素晴らしいストライカーだが、何が起こるかは様子を見よう。我々は互いに補完できると思うよ。多くのことを彼から学べると思う」
フィンセント・ヤンセンはフェイエノールトの下部組織で育成された経験を持っているストライカー。トップチームに上がれなかったが、アルメレ・シティでデビューしてブレイクし、昨年移籍したAZでエースに成長した。
昨季は27得点を決めてエールディビジのトップスコアラーとなり、オランダ代表でもデビューからゴールを決め続けている22歳のFWである。