『Marca』は「フランス代表MFポール・ポグバは、マンチェスター・ユナイテッドに提示された個人条件を受け入れた」と報じた。

記事によれば、その条件は5年契約、週給20万8000ポンド(およそ2815万円)であるとのこと。これは年俸に直せばおよそ14億6000万円という額だ。

これが真実であれば、後はユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドの間で行われている交渉次第ということになる。

先日はミーノ・ライオラ代理人がいきなり「ユヴェントスに残るかもしれない」と、これまでの移籍を推し進めようとしていたコメントを翻したことで話題になった。

移籍金はおよそ1億~1億1000万ポンド(およそ135.4~148.9億円)が求められているとも言われており、その価格は莫大だ。マンチェスター・ユナイテッドにとってもそう払える額ではなく、フアン・マタを譲渡するという可能性も示唆されている。

一方、『The SUN』の取材に答えた元フランス代表DFマルセル・デサイーは以下のように話し、ポグバはユヴェントスを離れるべきではないと語った。

マルセル・デサイー

「誰が彼に現時点の価値以上のものを与えようとしているんだ?

彼ら(ユヴェントス)は、ポグバに新しい契約を与えた。彼はユヴェントスであらゆるものを手に入れた。そこに本当の圧力はない。

お金? 彼はもうずいぶんもらっているよ。今持っている契約で人生は保証されている。

何処かに移籍する選択肢は、彼にとって緊急的なことではない。まだ時間はたっぷりある。

イタリアは素晴らしいよ。外からは魅力的に見えないかもしれないが、あそこに慣れて、プレーしていれば違う。素晴らしいスタジアムと組織がある。

昨季、ポグバが多くのオファーを断ったところを見てきたはずだ。なぜなら、彼はユヴェントスで良い状況にあるからだ。

私は、彼が来年もユヴェントスに残るつもりだと確信しているよ」

「彼は世界最高のMFになることが出来る。ただ、現時点では素晴らしいポテンシャルを持っているという段階の選手だ。

覚えておかなければならないのは、彼がまだ23歳だということだ。時間はある。しかし、彼はそれだけのキャパシティと技術を見せてきているし、世界最高の選手になろうとしている。

選手はお金をプレッシャーに感じることはない。手数料についても考えていない」

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