EURO2016、ポルトガルを初優勝に導く決勝ゴールを決め、一躍時の人となったFWエデル。

彼の父親について衝撃的な事実を『Express』が伝えている。それによれば、エデルの父は継母を殺した殺人罪で16年間服役しているという…。ポルトガルでのTVインタビューでこう明かしたとされている。

エデル(ポルトガル代表FW)

「父は服役中です。自分が12歳だった時から。

継母が死んで、彼は殺人の罪に問われました。16年の懲役を宣告されたんです」

「アカデミカ入りした時から自分は稼ぎ始めたんです。

それで刑務所にいる彼に会うためにイングランドに行くことができました。

休日になったらいつでも彼に会いにイングランドに行くんです。

自分は(生まれた)ギニアビサウから母と一緒にポルトガルに渡りました。

父はすでにポルトガルにいました。父が母の家に来て、私を連れて行くことがあったので、しばらく父と暮らしたんです。

その後、自分はカレッジに入れられました」

両親が彼を世話する余裕がなかったため、コインブラにある国営の施設(ケアホーム)に入所させられたエデル。

その時の気持ちは「悲しかった、素晴らしいとはとても思えなかった。捨てられたと感じた」としつつ、早くから親元を離れて育ったことについてはこう思っているそうだ。

「自分は家族と一緒に育ったわけじゃありません。

カレッジで育った。それは自分にとって本当によかったんです。

今の自分になることや、フットボールのキャリアの手助けになりました。

もちろん時折ちょっと辛いこともあったけれど、それは普通です。でも大いに楽しみましたよ。

そこで多くの友人と出会ったし、人生経験を積むことはいいことでした」

エデルは現在28歳であり、父親の出所はもうすぐとされている。ただ、その氏名や服役している刑務所、また継母が亡くなった際の状況などは明かされなかったとのこと。

一言では言い表せない人生を歩んできたエデルは、いつの日か自分も家庭を持ちたいという願望を明かしていたそうだ。

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