『Daily Mercato』は「英国のタブロイド紙『The SUN』は、フランス代表MFディミトリ・パイェットの偽インタビューを掲載した可能性がある」と報じた。
昨季ウェストハム・ユナイテッドで大きな活躍を見せ、先日行われたEURO2016でもさらに評価を高めたディミトリ・パイェット。
彼に対しては多くのクラブが関心を寄せていると言われている一方で、ウェストハムのデイヴィッド・ゴールド共同会長は『5000万ポンド(およそ69.9億円)以下のオファーには耳を貸さない』と発言して放出を拒んでいる。
[Qoly] パイェットの価格は69億円以上!ウェストハム会長明言 https://t.co/ym34zXwmnO
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月14日
そして先日、『The SUN』はそのディミトリ・パイェットのインタビューとして以下のようなコメントを掲載していた。
ディミトリ・パイェット(?)
「僕は100%ウェストハムに残る。クラブを愛している。僕はハマーズのファンにそれを伝えることが出来るよ」
ところが、パイェットのエージェントであるジャック・オリヴィエ・オーギュストによれば、そもそも選手は『The SUN』だけでなくあらゆるメディアのインタビューを受けていないとのこと。
ジャック・オリヴィエ・オーギュスト
「私はこの情報に驚かされた。なぜなら、ディミトリはいかなるメディアに対してもインタビューを受けていなかったからだ。
唯一言えるのは、現在彼は休日を楽しんでいると言うことだ。EURO2016の決勝戦で負った傷を癒すためにね。
したがって、彼は現在再充電のことだけを考えている。これらのコメントは、純粋にジャーナリストのイマジネーションから発明された。反論すべきものだ」
なお、パイエットは2月に契約を延長しており、現在は2021年まで残っている。
もしこれが『The SUN』のウソインタビューだったとすれば、ウェストハムのオーナー側から選手にプレッシャーをかけるために委託されたものなのではないか? とも推測されているようだ。