今季イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドに加入し、大きな活躍を見せたフランス代表MF、ディミトリ・パイェット。
圧倒的なスキルとセンス、そして正確無比のフリーキックを武器にチャンスを量産し続け、「フランスのパスマスター」と言われた実力を遺憾なく発揮した(ちなみに編集部K、開幕前某サッカーサイトに聞かれた「プレミア注目選手」にパイェットをあげていたのだ!エヘン)。
現在行われているEURO2016でも代表の中心的な存在となり、知名度をさらに高めている。
そのためなのか、このところ以下のような指摘が寄せられることが多い。
「フランス語の語尾のTは読まないんだよ!」
「パイェでしょ?何いってんの?」
(※うろ覚え)
ちなみに、Qolyでは2008年ほどまではパイェ(パィエだったかな…)と表記されていたのである。それをフランス担当の編集部Kがパイェットに修正したわけだが、そこには理由がある。
ナント時代に「ルーマニアの怪童」ことクラウディウ・ケシェルとともに彼がデビューした際には、間違いなく現地の実況は「パイェ」だった。
(※余談ながら、その際にはルーマニア語に詳しくなかったためケセルと表記していた・・・日々勉強である)
しかし彼がサンテティエンヌに移籍した後、フランスの現地実況において雰囲気が変わってきたのである。
そう、2007−08シーズンあたりから明らかに「パイェットゥ」「パイェッツ」などと言い出していたのだ。流石に最後をツやトゥにするのは問題があると思われたので、「パイェット」としていたわけなのだが・・・。