現在大きな話題を集めているポール・ポグバの動き。マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスの間では本格的に交渉が始まったと各メディアが報じている。
ただ、その内容については様々で、どのような結論に向かっているのかはわからない状態だ。
『Guardian』などは「マンチェスター・ユナイテッドの最初の入札がユヴェントスに許否された」と報じている。その提示は8500万ポンド(およそ116.5億円)だったと報告されている。
ユヴェントスが設定している価値は1億ポンド(およそ137.1億円)+最大1300万ポンド(およそ17.8億円)のボーナスというものであると報告されているが、さらに大きな額も求めているとのこと。
また、『Gazzetta dello Sport』などは、求められている移籍金は1億2500万ユーロ(およそ145.2億円)であると伝えており、年俸は1200万ユーロ(およそ13.9億円)になると予想している。
通常ならばこの額は売却不可能と言っているようなものだが、マンチェスター・ユナイテッドはこれらの提示に交渉を続けるようだ。
それを裏付けるかのように、ユヴェントスはすでにポグバの後釜として獲得する選手に近づいているようだ。
『Gazzetta dello Sport』によれば、その候補はチェルシーのセルビア代表MFネマニャ・マティッチであるとのこと。
当初はバレンシアのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスも候補であったが、そちらはレアル・マドリーへの移籍が近づいていると言われている。
チェルシーは先日エンゴロ・カンテを獲得したことから、マティッチの立場は微妙なものとなることが予想されている。ユヴェントスは3000万ユーロ(およそ34.9億円)を準備しているようだ。
そして、マティッチ失敗の際のセカンドオプションとして考えられているのがニューカッスル・ユナイテッドのフランス代表MFムサ・シソコであるとのこと。
ニューカッスルが設定している4000万ユーロ(およそ46.5億円)という価格はマティッチを超えるものだが、2部に降格しているため、それをディスカウントすることは可能だと確信しているそう。