J1セカンドステージの第1節で、FC東京を劇的な展開で下したサガン鳥栖。

ファーストステージでは13位と振るわなかったが今季はここまで無敗を継続しており、先週末は名古屋グランパスとスコアレスドローとなった。

シュート数は鳥栖が11本に対して、名古屋は3本。

ホームで名古屋にほとんどチャンスを作らせなかった鳥栖だが、44分にはこんなシーンがあった。

前半終了間際、名古屋はカウンターからチャンスを得る。

永井謙佑が快速を飛ばし左サイドでボールをキープすると、途中出場の和泉竜司がオーバーラップしアタッキングサードに進入。

これを見た永井はパスを出し、フリーの和泉はここからミドルシュートを放つのだが…鳥栖DF吉田豊が決死のカバーリングを見せこのピンチを救った。

永井からパスが出た時の、吉田のポジショニングを見てみよう。

【次ページ】ものすごい距離を走ってきていた吉田