丸く囲ったのが吉田だ。中に絞り、谷口博之とともにロビン・シモヴィッチを見ているという位置取りだ。
しかし、そこからボールが和泉へと渡り危機を察知すると…
一目散にボールへと向かい、スライディングタックル!まるでハビエル・マスケラーノを彷彿とさせるような洞察力だ。
ロンドン五輪として知られる吉田は、2015年に清水エスパルスからサガン鳥栖へと移籍。今季は坊主頭にするなどイメチェンを図っており、ファーストステージでは15試合に出場しキャプテンマークを巻いたこともある。
吉田の決死のプレーがなければ、鳥栖は勝点を失っていたかもしれない。