続いては1-2と逆転され迎えた75分。

左サイドの敵陣やや低めでボールを受けた杉本は、ここから大きく蹴りだし澤上竜二とのワンツーでペナルティエリア内へと進入!角度のないところから左足を振り抜いたが、これもゴールにはならなかった。

しかし、積極的な仕掛けである。

80分には松田陸からのクロスを再び頭で合わせたが、これは相手GK髙原寿康にセーブされ、試合は終了に。セレッソ大阪は1-3で敗れ、6月4日に行われたカマタマーレ讃岐戦以来となる黒星を喫した。

試合後、杉本はファンの野次に怒りの表情を見せタオルをピッチに投げつけていた。この行為については厳しい見方もあるが、最近の試合を見ていて杉本は戦っているなと感じているファンも少なくないはず。

柿谷曜一朗の負傷離脱や扇原貴宏の移籍もあり、チームを思う気持ちは誰よりも強いのではないだろうか。

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