『Gazzetta dello Sport』は、ACミランに所属しているイタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチのインタビューを掲載した。
昨年夏、ジェノアからローマを経由してミランへとやってきたベルトラッチ。その移籍金は2000万ユーロ(およそ23.2億円)であったと言われている。
トップ下を任されるなど期待されたものの、27試合でわずか1ゴールと結果を残せず、チームが低迷したために批判を受けることも多くなってしまった。
彼は厳しかった昨季について以下のように話し、ミラン入団で臆病になっていたと明かした。
アンドレア・ベルトラッチ
(昨季はうまく行かなかった。今季はうまく行く?)
「環境はもう理解した。ここにやってきた時、僕は常に用心深くなっていた。
自分は小心者だった。今、僕はミランにいるという意味を理解した。
僕はバランスが取れた人間だと思っている。他の選手の手本になりたいと同時に、仲間から学びたい。成長のためにね」
(本当のベルトラッチはどんな選手?)
「攻撃にも守備にも働ける選手だ。自分を犠牲にし、ゴールを奪い、チャンスも作る。
僕はストライカーではないが、ゴールを奪うことを考えているし、常にネットを揺らそうと狙っていると言えるよ」
(昨季通して何が欠けていた?)
「継続性だね。それは自信に影響を与えた。誰もが50%のベルトラッチを見たはずだ。
もし人々が『ベルトラッチはパーソナリティを欠いている』というのなら、それはミランに来たことが理由だと言わざるを得ないね」
(移籍金は2000万ユーロだったね?)
「それは昨季通して影響があった。なんと言えばいいんだ?僕はジェノアで価値を見せていて、それが価格の原因になった」
(君がフロントなら、ベルトラッチをいくらで買う?)
「2000万ユーロはわからないね。おそらく1600〜1700万ユーロ(およそ18.6~19.7億円)くらいだろう」