『Calciomercato』は「ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルは、ゼニト・サンクトペテルブルクに退団を訴えている」と報じた。
2012年にベンフィカからゼニト・サンクトペテルブルクに移籍したアクセル・ヴィツェル。ベルギー代表で主力を担うボランチは、ロシアでも傑出したパフォーマンスを見せてきた。
そのため毎年のように退団の噂は流れていたが、加入時の移籍金が高かったこともあり、これまで4シーズンをロシアで過ごしている。
しかし、今回はついに本人がクラブに対して退団を申し出ており、なんとかステップアップを図りたい意思を明確にしているという。
今季からゼニトの監督を務めるミルチェア・ルチェスク氏は取材に対して以下のように話し、ヴィツェル本人が退団を希望していると語った。
ミルチェア・ルチェスク
「ヴィツェルはクラブと話しており、退団を求めている。彼はイタリアから2つ、イングランドから2つのオファーをもらっている。
クラブは彼を高く評価している。なぜなら、ヴィツェルは重要な選手であり、ワールドクラスの男だからだ。
私は彼が契約更新のオファーももらっていることを知っているが、それは簡単ではないだろう。
彼はこの二年間重要な提示を受け取ってきた。移籍マーケットは長く、独自の論理を持っている」
なお、オファーを送っているのはイングランドのエヴァートン、イタリアのインテルなどのクラブではないかと言われている。