ロシアの強豪ゼニト・サンクトペテルブルクは、チームを率いていたアンドレ・ヴィラス=ボアスが昨季限りで退任に。
それにともないシャフタールを長く率いていたミルセア・ルチェスクを新監督に招聘した。また中心選手でもあったフッキも上海上港へと移籍したことで、来る2016-17シーズンは変革の年になりそうだ。
そんなゼニトは現在プレシーズンを送っている。
14日はバーゼルと練習試合を行ったのだが、ロシア代表MFユーリ・ジルコフが見せたプレーが話題だ。
0-1とリードして迎えた23分、後方からのロングフィードを頭でトラップしたジルコフはその後太ももとインステップを使って巧みにコントロールし、ペナルティエリアの中へと進入。
するとここからまたも頭でボールを操り、ゴールラインと並行に進んでいった。
ゴールの近くにもかかわらず、これだけ頭でのコントロールが続くのは珍しい…。
CSKAモスクワで名をあげ、2009年にはチェルシーへと移籍したジルコフ。その後はロシアへ戻ってアンジ・マハチカラやディナモ・モスクワでプレーし、今年1月からゼニトに加入した。
なお、試合は4-1でゼニトが勝利している。