『ESPN』は「バイエルン・ミュンヘン新監督のカルロ・アンチェロッティ氏がインタビューに応えた」と報じた。
マンチェスター・シティに去ったペップ・グアルディオラ氏の後を継ぐ形で、初のブンデスリーガでの指揮を選択したアンチェロッティ氏。
経験豊富な指導者は「20年のキャリアで何が変わった?」という問いに対して以下のように話し、試合の増加によってやるべきことが変化していると語った。
カルロ・アンチェロッティ
(20年前にレッジアーナで監督業を始めてから、何が変化してきた?)
「多くのものだ。私の仕事は20年前から完全に異なっている。あの時は16名の選手で週1回の試合を戦っていた。
しかし今、誰もが25名の選手を持って、3日に1試合を戦っている。これは全く違うものだ。ピッチ上で多くの練習をすることはできない。
おそらく、選手にストラテジーを説明するためのビデオをより多く使うことはできる。しかし、基本的にはプレーして休むことだ」
(コーチングはより技術的になっている?)
「より多くの心理的要素が入ってきたと言える。25名の選手を管理していても、プレーできるのは11名だ。
残りの14名については、モチベーションを維持させなければならない。それは、私の仕事の中で最も難しい物の一つだ。
すべての選手が、すべての試合でプレーしたい。彼らには説明を行わなければならないし、とても重要な存在だ。もし全試合で起用しないとしてもね」