『Mundo Deportivo』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、ACミランに所属しているコロンビア代表FWカルロス・バッカの獲得に向かっている」と報じた。
先日からミラン退団の噂が流れているカルロス・バッカは今年29歳。年齢もあってかチャンピオンズリーグでの戦いを望んでいるとも言われ、ウェストハム・ユナイテッドへの移籍を拒否しているとも。
ミラン側は補強資金を獲得するためにバッカの売却に前向きであると言われているが、求める3000万ユーロ(およそ34.2億円)という条件にあうオファーはウェストハムからしかないようだ。
しかし、そこで接近しそうなのがバルセロナであるという。
その理由は、先日獲得に近づいたと報じられたルシアーノ・ビエットがセビージャへの移籍に動いていること。
バルセロナは代替として元セビージャでもあるカルロス・バッカをリストアップし、今後交渉に臨むかを検討しているという。
しかし、その競合であると言われているのもセビージャ関係である。
ルシアーノ・ビエットが加入することによって、セビージャでプレーしているフランス代表FWケヴィン・ガメイロの立場が悪化すると考えられている。
そこで、以前から彼の獲得に関心を持つバルセロナが再び交渉に臨むのではないかと示唆されているのだ。
ケヴィン・ガメイロは1987年生まれの29歳。2013年に加入したセビージャでコンスタントにゴールを量産しており、昨季は公式戦52試合で29得点を決めた。
ガメイロにはアトレティコ・マドリーも3500万ユーロ(およそ39.9億円)を準備して打診を行っているとも言われており、バルセロナは厳しい競争に臨むことになる。