J1昇格初年度ながら、堂々の戦いぶりを見せている大宮アルディージャ。
ファーストステージを5位で終えており、セカンドステージでも4節を終え無敗を継続していた。
先週末に行われたアルビレックス新潟戦では江坂任のゴールで先制するも66分、ラファエル・シルバのゴールで同点に追いつかれる。そして68分には野津田岳人が右足でスーパーゴールを決め、ついに大宮は逆転を許す。
ホームで負けられない大宮はここから反撃に出る。
87分、途中出場の岩上祐三のロングスローから決定機が訪れるのだが、このスローインの「助走」がなかなか凄かった!
NACK5スタジアムのベンチの後ろには低い柵のようなものがあるのだが、そこに両足をつけ、取れるだけの助走を取った岩上。ボールボーイよりはるかに後方である。
10歩ほど助走をつけ放たれたスローインはまるで弓矢のように新潟ゴール前へと飛んでいったが、清水慎太郎はゴールをきめることができなかった。
結局このシーンは得点にならず、試合は1-2で新潟が勝利。大宮はセカンドステージ初の黒星を喫している。